名言に学ぶプロジェクト管理で“アジャイル”タグの付いているブログ記事

考えは大きく、行動は小さく、失敗するなら早く、学習は迅速に。

 

「リーン ソフトウェア開発」

急な事態では、情報が指揮系統のチェーンを上がり、そして指示として下す余裕はない。そのため、現場での情報伝達とコミットメントの方法を、それにふさわしいものに作り変える必要がある。そのために重要な要素の一つは、スケジュールによって作業を進める(プッシュする)のではなく、顧客のニーズが作業を引っ張る(プルする)ことだ。

 

「リーン ソフトウェア開発」

ビジネス価値が最も高い機能を先に提供するため、最優先の機能から先に開発するべきだ。リスクの高いものは、後になってからではなく、早いうちから注意を向けておくべきだ。

 

「リーン ソフトウェア開発」

決定を遅らせることには価値がある。なぜなら、推測ではなく、事実にもとづいている方が、より的確な決定を下せるからだ。成長中の市場では、早期に確定するよりも、いろいろな設計オプションを選択可能にしておくことに価値がある。複雑なシステムを開発している場合に、決定を遅らせるためにキーとなる戦略は、システムに変更可能性を組み込むことだ。

 

「リーン ソフトウェア開発」

ムダとは、顧客が認める価値を、製品に付加しないもの、すべてのことだ。リーン思考では、ムダという概念を最大の問題としている。部品がちりの積もった棚に置かれたままになっていたら、それはムダだ。要求を集めた文書が、使われないまま埃をかぶっていたら、それはムダだ。製造工場が、すぐに必要となる以上の量を生産しているのなら、それはムダだ。開発者がすぐに必要となる以上の機能をコーディングしているのなら、それはムダだ。製造の過程で、製品をあちこち移動させるのはムダだ。製品開発において、あるグループから別のグループに開発を引き継ぐのはムダだ。理想は、顧客が欲しがっているものが何かを見つけだし、製造するか開発して、顧客が要求するそのものをただちに納品することだ。顧客のニーズをすぐに満たすのにじゃまとなるものはすべて、ムダなのだ。

 

「リーン ソフトウェア開発」

製造の最終段階での変更による莫大な損失の回避方法として、最初から設計に関して正しい決定を下し、それ以降、変更する必要をなくす、という方法がある。これがデトロイトの手法だ。トヨタやホンダは、設計に関する不適切な決定の損失を避けるのに別の方法を発見した。それは、「取り消しのきかない決定を最初にしないこと」だ。設計に関する決定をできるかぎり先延ばしにし、決定するときには、わかっている情報を総動員して、正しく決定する。この思考は、トヨタが開拓したジャストインタイム生産の背後にある、「顧客の注文を受けるまで、何を作るべきか決めてはいけない。注文を受けてから、できるだけすばやくそれを作れ」という思考に通じるものがある。

 

「リーン ソフトウェア開発」

CMMやPMIを非難するわけではない

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CMMやPMIを非難するわけではない。ただ、産業界でのリーン改革を経験してきたものから見れば、それらはソフトウェア開発にムダな要素を与えやすいように思える。ソフトウェア開発のパラダイムを、プロセスから人へ、ばらばらの個から集団へ、推測からデータにもとづいた決定へ、計画から学習へ、トレーサビリティからテスティングへ、コストとスケジュールの管理からビジネス価値の提供へと変えること

 

「リーン ソフトウェア開発」