XP エクストリームプログラミング 入門
XP エクストリームプログラミング 入門
ソフトウェア開発の究極の手法
ピアソン・エデュケーション(2000)
ソフトウェア設計
Kent Beck
★★★★
Amazon.comでソフト関係の本を何冊か買ったことがあるのだが、第一のお勧めに、この本があがっていた。Amazon.comでの評価は4つ★である。書店で翻訳を見つけたので早速買った。
私なら、この本で述べられている手法を、究極のソフトウェア開発と言う勇気はない。著者も言うように個々の手法のほとんどは、昔から言われていることである。著者がこの方法の組み合わせで成功したのは、プロジェクト規模が小さかったことと、コンペティタがいなかったからではないか。共感できる部分もあるが、かなり読みにくい本である。ペアを組んで作業する方法や、テスト可能にするためにコードをシンプルにする等、参考にできそうなところもある。レビューやインスペクションについて、全く述べていないところが面白い。
どの手法に対してもそうであるが、重要なのは、XPの通りに実行することではなく、状況に応じて必要な部分を取り入れる柔軟さであろう。
・必要なことは、数回の大きな修正ではなく、多数の小さな修正である。
・XPは今日の問題を解くために、今日いい仕事をする。そして、複雑な機能は将来必要なときに、追加できると自分の能力を信じればよい。作りこんで結局使われない場合が多い。
・最良の戦略は実際に差し迫った問題を解く間、多くのオプションを保留しておくことである。
・プロジェクト初期に多くの投資を行うことは、災難を起こすレシピである。
・負けないために仕事をするのではなく、勝つために仕事をする。勝つために必要なことは何でもやる。そうでないことは何もしない。
・シンプルなシステムをすばやく稼動(運用)させる。そして新しいバージョンのリリースを極めて短いサイクルで行う。
・まず単体テストのコードを書き、コーディング、テストを繰り返す。
・二人のプログラマーが1台のマシンに向かい、コーディングする。
・リファクタリング
・誰でも全てのコードを変更できる
・タスク完了の度に、システムを結合しビルドする。
・週40時間以上働かない。
・ユーザをチームに加える。
・テストを自動化し、テスト結果を機械的に判定できるようにする。


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