人月の神話

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4894716658.09.MZZZZZZZ.jpg人月の神話
狼男を撃つ銀の弾丸はない
アジソン・ウェズレイ・パブリッシャーズ・ジャパン 発売 星雲社(1996)
ソフトウェア・プロジェクト
フレデリック・P・ブルックス Jr.
★★★★

有名な本の20周年記念増訂版。「ソフトウエア開発の神話」に、「狼男を撃つ銀の弾丸はない」を加え、さらに現在の時点で、これらが正しかったかどうか検証している。
前者は人と月は交換可能ではないという主張を中心にした考察。(つまり、3人で4ヶ月かかる開発は、6人にかければ2ヶ月でできるわけではない。)後者は、ソフトウエア生産性を飛躍的に向上させる特効薬はない、という主張。

・遅れているプロジェクトに人を追加した場合に発生する本来の作業以外の工数は、経験ある人から受ける教育・訓練、仕事の再分割により既に完了している仕事で無駄になるものも出てくる上、システムテストをより長くしなければならない。ブルックスの例では人を追加しなかった場合と同じ遅れとなる。
・ブルックスの法則-遅れているソフトウエアプロジェクトへの要員追加は更に遅らせるだけだ
・マイルストーンを鋭利な刃のようにあいまいさをなくすこと。こうすることで人は、マイルストーンの進捗をごまかそうとはめったにしない。しかしマイルストーンがファジーなら、上司は異なる意味に解釈してしまう。ごまかそうというつもりはなくても表現を和らげてしまいがちだ。
・「どうせ他のところも遅れているのだから」-1日の遅れにもやっきにならなければならない。この程度の遅延こそが、まさに破局の要素なのだ。
・成功のためには、プロジェクトに携わる人々の質、及びその組織形態と管理こそが、使用するツールや採用する技術的アプローチよりもはるかに重要な要因であると考えている。

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このページは、kawaguchiが2007年9月 4日 18:52に書いたブログ記事です。

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