Christmas Collection(クリスマス・コレクション)
1978年に発表されたカーペンターズの「クリスマス・ポートレイト」とカレンの死後、84年に発表された、「オールド・ファッションド・クリスマス」を2枚組みのCDセットにしたもの。この他に、2枚のアルバムから曲をセレクトしたCD、「クリスマス・ポートレイト」が発売されていますが、断然、こちらの2枚組みがお勧めです。
「クリスマス・ポートレイト」はムーディ・ブルースの"Days of Future Passed"のオーケストレーションを担当した、ピーター・ナイトのアレンジがオールファッションドで、素晴らしいです。全体に明るいスタンダードで占められていて、リチャードとのハーモニーはないのですが、オーケストラのコーラスをバックにカレンの歌声をたっぷり聞けます。オープニングのリチャードのボーカル、#1 O COME, O COME IMMANUEL から、ラスト、カレンの透き通るような、#17 AVE MARIAまで、ハッピーに、時にしんみり厳かに、インストゥルメンタルもあり、オリジナル曲もあり、(#13 MERRY CHRISTMAS DARLING)選曲、アレンジと実によく考えられた完成度の高いアルバムであると思います。
「オールドファッションド・クリスマス」は、カレン亡き後、作られたことから、リチャードのボーカル・ピアノ、インストゥルメンタルの割合が高くなっていますが、こちらもピーター・ナイトのアレンジで、ファンには楽しいアルバムに仕上がっています。特に、以前シングルで発売された、#11 SANTA CLAUS IS COMIN' TO TOWN は、これぞカーペンターズ、とうれしくなるような曲ですし、しんみりとするカレンのボーカルが感動的な #7 LITTLE ALTER BOY や、#10 HE CAME HERE FOR ME 、ラストの厳かな #14 I HEARD THE BELLS ON CHRISTAMS DAY は必聴です。タイトルの #3 AN OLD-FASHONED CHRISTMAS は往年のベッティス/リチャードの作品ですが、カレンのボーカルで聴けなかったことが残念です。
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