2003年7月アーカイブ
プロジェクト管理の続きです。会社員時代、管理する立場になったときに、悩んだ問題があります。それはがっちり管理されると、開発者の意欲をそぐのではないかと言う心配でした。
実際、自分が開発する立場であったときには、様々な進捗・品質データの提出は非常にわずらわしいもので、提出遅れの常習犯でした。
それがスティーブ・マッコーネルの一言で救われました。いわく「管理されたプロジェクトの逆は、管理されない(自由な)プロジェクトではなく、管理できない(手に負えない)プロジェクトである」
その通りだと思いました。結局、管理は何もしなければ破局に向かうプロジェクトを軌道修正するためにあるべきです。そのためには管理者の有効なフィードバックが必要ですが。
ここでもまたワインバーグの言葉が役に立ちます。「行動は早めに、かつ少しずつ」。
会社勤めをしていたころ、ソフトウェア開発のプロジェクト管理に興味を持って、いろいろな文献を読み漁りました。SOHOになって一人で仕事をするようになり、プロジェクト管理の知識は無駄になるかと思われたのですが、しっかり役に立っています。
基本的にインクリメンタルな、そして難しい部分からはじめるスケジュールを作っています。ですから最初に山場があります。これを過ぎると、あとは時間さえあれば何とかなると言う段階に行きます。ここまでくると気分的にはかなりリラックスできるようになります。
リスクを先出ししているわけです。アジャイルが出てきたのも、CMMIの反動だと思います。ベストプラックティスを集めるとと膨大なものになりますが、要はプロジェクトに不要なものを賢く省略する方法だと思います。
地方に転勤になった友人に9ヶ月ぶりに会いました。つらいこと、いやなこと等いろいろあるようですが、会社での様子を聞いていて、少々うらやましい気持ちになりました。
自分で選んだSOHOの道ですが、ときどき仲間との一体感が恋しくなります。20年も勤めるとDNAの中に刷り込まれているようです。実は夢の中で、みんなで一緒に遊んだり、仕事をしたりする場面が繰り返し出てくるのです。
その一方で、自営としてのメリットは享受している私ですが。将来は小さなチームを組んで仕事をやりたいですね。上下関係無しで・・・
著者で本を選ぶことがあっても、訳者で選ぶ人はいるでしょうか?私が今注目しているのは、トム・ピーターズの「ブランド人になれ!」のシリーズややゴードン・ベスーンの「大逆転」を訳された仁平和夫さんです。
「はずれ」がないんです。特にトム・ピーターズの翻訳はノリにノっていて翻訳だと言うことを忘れてしまいそうです。そういえば中谷彰宏さんも訳者で本を選ぶといっていたような記憶があります。
Amazonで検索すると、「ディズニー7つの法則」「人生を変える80対20の法則」「パラダイムの魔力」が仁平さん訳のベスト3らしいです。本を選ぶときの選択肢は著者、訳者、出版社位の順番でしょうか?またしばらくは勉強できそうです。
FLASHでリッチクライアントを作るケースが増えているようです。FLASHを使って実用的なアプリを作ろうと言う考えはFLASH4の頃から持っていて、このサイトでも公開している、勤務時間の情報収集用アプリケーションを作ったことがありました。
説得力のあるサンプルを作ろうと思っているのですが延び延びになっています。今回の仕事が終わったら、是非やってみたいとアイデアを練っているところです。デザインの才能はないのですが、スクリプトは何とかなりそうです。挑戦するのが楽しみでもあります。
FLASHとデータベース、PHPを連携させれば、いろいろと面白いことができるはずです。さて、どんなアプリにしようか・・・
今日、待望の花屋さんが来てくれました。雑草を取り、花を植え、水遣りをして、荒れ放題だった庭は見違えるようになりました。さすがにプロです。
その間、2時間ほど。去年の台風のときに、お隣の倒れてきた物置の下敷きになってぺしゃんこになったコニファーもしっかり復活しました。一時は枯れるかと思うほどでしたが、新しい葉が茂り元気になりました。
恥ずかしながら庭の木や花の名前は殆ど知りません。お任せなのですが請求書を見ると、日々草、ポーチュラカ、ペンタス、トレニア、ケイトウ、ヤブデマリ等。今度こそ、水遣りと雑草取りをまめにしてきれいにしておこうと思います。
残念だったのは、家の生ごみ処理機で作った肥料があまり使えなかったこと。醗酵していないからだそうで、根に直接触れると枯れるかもしれないとのこと。最近たまってきているので、どうしたものかと思案しています。
昨日は「大逆転」からのアドバイスを紹介しましたが、同じ本からもう一つ教えられたことがあります。それは、何かをするときのリスクについてはよく語られますが、それ以上に重要なのが、何かをしなかったときのリスクを同時に考えなければいけないと言うことです。
「大逆転」の中では実話として谷底で待機している救急車のことが書いてあります。危険な山道でときおり車が転落して死傷者が出るのですが、道路を整備する予算がない。そこで救急車を待機させているというわけです。
普通は変化を嫌うことが多いと思いますが、変化しないことが大きなリスクである場合があるということですね。キース・オルバーマンが言っていたように、「よしよし、うまく行っている。このまま同じことを続けて、目先だけちょっと変えればいい、そんなことを考えていると、自分が自分のパロディになってしまう危険がある」
特に順調に行っているときに思い出したい言葉です。
コンチネンタル航空を描いたゴードン・ベスーンの「大逆転」には面白い話がたくさん詰まっていますが、私が感心したのは、次の一言のアドバイスです。
バックパックひとつで旅に出るハイカーの最初の旅は、不安だらけでした。いろいろな心配が頭をよぎります。そのときにリーダーは、これさえ守れば必ず目的地にたどり着けると言う魔法のアドバイスを教えてくれました。それは、
「止まるな」
このアドバイスは何にでも当てはまります。特に一人で仕事をしていると、澱んでしまいがちですが、自分で自分を時代遅れにしてしまうくらいの意気込みが必要です。そうでなければ競争相手に時代遅れにされるでしょうから。
えらそうなことを言ってすみません。言うはやすしで、私も努力していますが・・・
リメイク版の「ひょっこりひょうたん島」を楽しみに見ています。オリジナルが放映されたときは小学校低学年。そのギャグがまるでわかりませんでした。
ドン・ガバチョの「今日がダメなら明日があるさ・・・」という歌ははっきり覚えています。井上ひさし氏によると、この歌を聞いて一家心中を思いとどまった人がいるといいます。ですがガバチョは単にいやなことを先延ばしにしていると言うのが真相のようです。
ガバチョの声をやっていた藤村有弘さんは、だいぶ前に亡くなりましたが、リメイク版でガバチョをやっていた名古屋章さんも先日亡くなりました。
「いつまでいっても明日がある・・・」わけではありません。全ての物事はいつか終わります。
でも「大切なのは、どこかを指して行くことなので、到着することではないのだ、というのも、死、以外に到着というものはありえないのだから」と言うサンテグジュペリの言葉も、亡くなった須賀敦子さんの「遠い朝の本たち」で知りましたが、悲壮感よりも元気付けられる言葉です。
今秋、タカラからバウリンガルの猫版、ミャウリンガルが発売になります。もう10年以上前ですが、会社のアイデア募集に、これと同じアイデアを出したことがあります。今考えると赤面します。当然無視されました。最近その話を前の会社の友人にしたら、こういうアイデアを製品化するのがSONYなどの企業で、うちは大企業病ですね、とやさしい答えが返ってきました。
アイデア募集にその前に出したアイデアは賞をもらっています。AIを使って、勧誘電話に対して、「そうですね」「どうしてですか」などと対応させ、電話を長引かせるというものでした。製品化はされませんでしたが・・・。
ミャウリンガルは発売されたらいの一番に買って、フーちゃんとコミュニケートしたいと思います。でもフーちゃんの言うことは分かっても、私の言うことはフーちゃんにはわかりません。逆方向の翻訳が必要だと思うのですが・・・。
自宅に狭いながらも庭があります。コニファーやオリーブや季節の花が植えられています。自分ではたまに雑草を取るくらいしか手入れをしないのですが、年に2回くらい知り合いの花屋さんに手入れをしてもらっています。
このところの雨で雑草が延び放題で、かなり見苦しい状態になっていたのですが、今日、花屋さんが来てくれて、とりあえず雑草を刈ってくれました。また今度花を植えに来るということ。
私は刈った草の後片付けをしただけなのですが(大きなゴミ袋6個になりました!)、久しぶりに日のさす庭で草の匂いをかぎながらの野良仕事に気分がリフレッシュしました。天気のいい日は気分転換に庭仕事もいいな、と思った一日でした。
草の匂いをかいでいたら、会社員時代、「北海道へ行ってお百姓さんになるんだ」といって会社を辞めて音信不通になったI君のことを思い出しました。元気でやっているでしょうか・・・
今日も一日無事に過ごすことができました。最近寝る前に誰にともなく感謝しています。
「未来のいちばんいいところは、一度に、一日ずつしか来ないことである。」-リンカーン
そしてまた「どのようにしてプロジェクトは1年も遅れるのか--答えは一度に一日づつ遅れる」。
日曜日に国府弘子のDiaryが届きました。EL&Pのタルカスのカバーが入っているアルバムです。この曲を目当てに買ったのですが、収穫でした。曲の出だしは、あれ、と思いましたが、「噴火」は文句なくパワフル。トリオでよくあそこまでやれたと感心しました。EL&Pも3人ですが多分シンセの音を重ねていると思います。
「ストーンズ・オブ・イヤーズ」もなかなかいい感じです。これはもう少しドラマチックにやって欲しかったですが。繰り返して何回も聴きました。でも聞いている間、頭の中ではEL&Pの「タルカス」が鳴り響いていたのです。
ブックレットには、彼女のライブにキース・エマーソンが訪ねて来て、それがきっかけで「タルカス」を知ったこと。「ふるえるほど感動した」ことが書いてありました。きわめて自然な反応だと思います。
彼女には「タルカス」全曲をやってもらいたかったです。でも本当は、キース・エマーソン自身にこれをやって欲しかったと思うのは私だけではないでしょう。
最近の報道によれば、この夏の電力不足は回避される見通しのようです。原発が何基か稼動するらしいです。停電に備えてUPSを2台購入しましたが、使われる可能性は低くなりました。
本音を言えば、停電が少し楽しみだったのですが・・・。
その後、USBのHDDも購入して、開発用マシンは連日バックアップを取っています。電話関係もサージの対策をしたし、障害に対する一応の備えはしたことになります。
実は、メールと、スケジュール管理、倉庫、ドキュメント作成に使っているPCが壊れるのも楽しみ。新しい、高速でスリムで静かなマシンに交換しようと、てぐすね引いて待っています。インストールで1日つぶれるでしょうけれど。やっぱり好きなんでしょうか?
仕事にノラない時にどうしますか?例えばみーこさんのBITS OF SOHOでは、「別の仕事をして気分転換」「1時間くらい散歩」なんかを実践しているみたいです。このサイトはよく見るのだが、仕事をする上での読んで楽しい心がけが載っています。
今読んでいる、メアリー・ケイ・アッシュも、自分を奮い立たせることの重要性を説いています。どうしてもノラない時は、ノッっている振りをしていると、そのうち本当にノッてきます。
そういえば、ブルックスも「人月の神話」の中で、スポーツのハッスルプレイ(必要以上にハッスルすること)がソフトウェア開発にも必要だと言ってたっけ・・・。たかが1日の遅れでも必死に取り返すことが大事です。納期がまだ先でも。開発の初期の1日はリリース前の1日と同じくらい大切です。
居間のテーブルと寝室のテーブルの上には、途中まで読んで中断している本と、これから読もうと思っている本が何冊か載っています。
「リファクタリング」、「ソフトウェアテスト293の鉄則」「VB.NETによるXML Webサービス開発」「アイデアのつくり方」「60分間企業ダントツ化プロジェクト」「人生の意味」「星の巡礼」「ローマは一日にして成らず」「節約生活マル得マニュアル」「今日をありがとう」「メアリー・ケイの人を活かす23章」
難しくて行き詰って中断しているものもあるのですが、多くは、読んでいる最中に、他に読みたい本ができてそっちのほうを読み始めた結果です。こうなると中断した本を再開する可能性は20%くらいになります。
ほっておくと増えていくので、3,4ヶ月に一回棚卸をします。そのままにするもの、一応本棚に納めるもの、倉庫に放り込むもの。中断したものはもともと私が必要としていたものを提供してくれなかったものとして、それはそれで合理的な解決方法だと思っています。
今読んでいるのはメアリー・ケイの本です。さて最後まで読み通せるでしょうか?
前にドリームシアターのことを書きましたが、実はプログレファンです。高校生のときにELPのタルカスを聞いて以来です。ご多分に漏れず、イエス、ジェネシス、クリムゾンなんかを聞いていました。
今でもナンバー1はELPであり、タルカスです。当時は本当にショックを受けて、何回も聞き、それぞれのパートを覚えたほどでした。シンセのこともこのアルバムではじめて知りました。
何故今タルカスかといいますと、この間、ネットの掲示板で、ジャズの国府弘子がタルカスをカバーしていると知り、聴きたくてたまらなくなりました。あれをアコースティックピアノでガンガンとやったらものすごいことになるのではないかという期待と、10中8、9つまらないであろうという予想とで悩んでいるのです。
HMVで試聴できるのですが、どういうものかクリックしてもメディアプレーヤーが立ち上がりません。Amazonでもユーザのレビューは無く、全くの未知数です。
と、ここまで書いてから、国府弘子とタルカスで検索してみたら、短いレビューが幾つか見つかりました。いわく、「この1曲のためにも買う価値がある」「大変素晴らしい」。これはもう聴くしかないです。また後で感想を。あーまた衝動買い・・・。
仕様を考えているときには、苦しんでいることが多くて快適とはいえません。外から見ても、とても一生懸命仕事をしているようには見えないでしょう。
仕様が固まって、コーディングに入ると、たいてい魔法の時間に突入します。充実感と共にどんどん仕事が進み、何時間でも仕事を続けられそうなハイな気持ちになります。夜、中断して寝たりすると、翌日には魔法は消えていて、そういう状態にするまでにまた時間がかかります。
XPでは「少し作って少しテスト」するようになっています。これは正しいと思うのですが、魔法の時間に入ったときには、なるべくコーディングに集中します。コーディングしている最中は建設的な考えを持ち、テストではプログラムを破壊するような考えに気持ちを切り替えるのは非常に難しいからです。テストをしては魔法の時間が途切れてしまいます。
でもこの時間が続くのはせいぜい2,3日、その後は忍耐を要するテストが待っています。
今、他社さんが作ったVBプログラムの改造の仕事をしています。昨日からあるところで行き詰って半日悩みました。アルキメデスのお風呂に入ってもアイデアが浮かばないし、困ってしまいました。
追跡するうちに、どうやら既存のプログラムに原因があるらしいことが分かってきました。デバッグはバグがあることを前提に行うことが基本ですが、当初、既存部分は疑っていませんでした。基本を忘れていたわけです。
ただ、長年プログラムを作ってきて、被害者だと思っていたのに実は加害者だったということが何度かありました。まず自分が悪いと考えることもまた基本です。他社さんの「原因」はバグではなかったですが・・・念のため。
今日、注文してあった雷サージ対応のケーブルタップ4つが届きました。まとまると結構な大きさです。通常使っている2台のPCはUPSでサージ保護もされているので、今日の分は、ルータ、TA、電話等通信機器とTV・オーディオ等です。
電話回線からのサージを保護する端子もついています。きっかけは最近の雑誌の特集でした。「すぐ仕事に戻れるPC環境」というその記事は、落雷停電対策、バックアップの方法、代替PCの準備という内容でした。被害の実話などもあって、早速UPSとケーブルタップを注文した次第です。
残るはPCそのものです。開発用のPCはほぼ毎日、倉庫のPCのスレーブのHDDにバックアップ。メール・ドキュメント作成・倉庫用PCも自分のスレーブのHDDに週1でバックアップしています。開発用PCが壊れたときには倉庫とノートPCで環境を復活できます。倉庫のスレーブHDDが壊れたら、新しいHDDを購入します。問題は倉庫が壊れたときです。HDDから取り出す手段がありません。
バックアップはやはり外付けHDDにしないと・・・と前から思っているのですが、いいものがないのですよ。価格.COMの掲示板は、怖いことばかり書いてありますし。HDDをUSBにつなげてくれるキットもあるらしいです。
ということで迷っています。でもバックアップに関しては迷ってからではもう遅い、という法則があるそうです。心配性の私は決断を迫られています。
先日、十数年来、愛用しているアンプの調子が悪くなりました。POWERのスイッチを押してもなかなか電源が入らないのです。十回も続けていればそのうちはいるので、そう不便ではないのですが、「いやこれはきっと今に電源が入らなくなる前触れだ」と修理することにしました。
一人で持つのがやっとと言う重さなのでサービスマンに出張してもらったのですが、結局持ち帰りになり、1週間後に戻ってきました。ついでに左右のバランスが悪いのも直してもらって修理費用は20,349円でした。ちょっと高かったですが、あと十年くらいは大丈夫かなと思います。
アフターサービスは各社様々ですが、よい印象を持っているのがDELLと松下電器です。DELLのオンサイトのサービスはとても早くて親切です。1度、これも電源が入らなくなり、サービスマンが来て無償でマザーボードを交換してもらいました。
松下電器は生ごみ処理機を修理してもらったのですが、保障期間を過ぎていたのでかなりの出費を覚悟していました。ところがサービスマンは大きな部品を取り替えた後で、「まだきれいだからいいですよ」と修理費を受け取らずに帰りました。ここまで権限を委譲できるのは素晴らしいと思います。
松下幸之助の言葉を思い出しました。「松下電器は何を作っているところかと尋ねられたら、人を作っているところだと答え、しかる後に電気製品も作っておりますと答えていただきたい。」

